朝起きるときに腰が痛い。その原因と対処法を公開!
こんにちは、吉村です。今日は患者さまからの質問にお答えします!
今月来院されたKさま(40代・女性)からのご質問。
2016年11月に整形外科でヘルニアと診断され、週に2回ほど腰のけん引、電気治療、湿布をしていた。
半年通ったがリハビリに大きな成果を感じないため、今月初めに、お知り合いからのご紹介で来院されました。
来院時はこんな症状でした。
- デスクワーク中に腰が痛い
- お尻が重だるい
- 昼間はコルセットを巻きながら生活
- 毎日寝る前にシップを貼る
そんなKさまとの会話の一部です。
Kさま「おかげさまで昼間の腰の痛みはだいぶ落ち着いてきています。
まだ朝起きるときは結構、腰が痛いんです。シップも貼って寝てるんですけど・・・
どうしたら朝楽に起きれるようになりますか?」
そんな趣旨のご質問でした。ありがとうございます。
このブログをご覧になられるいる方にも、朝の腰の痛み、硬く伸びるまで時間がかかる方もいらっしゃると思います。
その起床時の腰痛はズバリ!
- 疲れが溜まってきているサイン
本来、一日の疲労は、夜の睡眠時に回復するものですが、
毎日のように長時間同じ姿勢(デスクワークや立ちっぱなしなど生活による)が続くと、
血流も悪くなり、疲労も回復しづらくなります。
- 体の柔軟性が無くなってきているサイン
思い出してみてください。
まだ体が柔らかかった幼稚園くらいの時、あなたは腰痛でしたか?
恐らく腰痛の幼稚園児はほとんどいないと思います。つまり、年齢を重ねていくに従い、筋肉が硬くなることで、
体の柔軟性(特に骨盤や背骨などの関節系)が無くなり、腰痛や肩こりなどの痛みが引き起こされていくのです。
- 体の動かし不足のサイン
例えば、子供の頃って走り回ったり、飛び跳ねたりして遊びまわってますよね。
うちの子供も暇さえあれば走り回ってます。それを横目に僕は、今もパソコンの前に座っています。大人になると、運動習慣のない方は本当に毎日が「動かし不足」ですよね。
そして腰痛の方、特に起床時に腰が痛い方に多いのが、夜の寝返りが少ない。これもれっきとした「動かし不足」なんです。
子供って毎晩、360度ゴロゴロ転がってきますよね。
でも大人になるとそこまでは動かない。人によっては不動な方もおられます。これも原因の一つなんです。
でも大丈夫ですよ、これをお試しください
これを解消するご自宅でできる体操をお伝えします。
早速今日から実践してみて下さい。
体の柔軟性は人それぞれなので、無理のない範囲で行ってくださいね。
動きの感じから「クイクイ体操」と僕が命名しました。
【動画】
結局は、お一人おひとりの生活習慣の中から
悪い所を見直す作業が大切ですので、
いろいろと治療の最中に聞かせていただいて、
その人に合ったセルフケアを作成することになります。
しかし、このクイクイ体操をしてもらうと、
朝の痛みや伸びづらさが軽減する方が多いです。
まずはお試しください。
もしご自分でやっても改善しないな~、
プロに診てもらい自分に合ったアドバイスが欲しいな、
と考えられている方は、私にご相談ください。
あなたのお悩みが少しでも早く解決するように一緒に頑張りましょう。
Kさまが受けておられる施術メニュー
少々宣伝させていただきます。
Kさまは慢性的な症状で腰痛以外にも、
- 右膝がフニャっと力が入りづらい感じ
- 右股関節がコキコキ音がして痛む
- PMS(月経前症候群、気分の落ち込み、生理痛など)
などもあったので、全身バランス整体をご希望されました。
僕も一つ一つの症状や痛みを追うのではなく、
より根本的な問題の解決をする方が、
Kさまの状態には合うと判断しました。
今のところその選択は良かったKさまも感じて頂いているようで、僕も嬉しい所です。こんな治療をします↓
次回予告編
次回は、Kさまにお伝えした
「これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ!」
を皆さまにも公開いたします。
本日も素敵な一日になりますように!