自分の身体は自分でも治していこう

こんにちは!吉村です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

現在行っている勉強会で「自分の強み」を30人に聞いてみる、という課題がありました。
一番見えるようで、見えていないのが自分自身のこと。ついつい「弱み」の方に目が行くことがあります。

「強み」「弱み」は私たちの心身についても同じことが言えそうです。
私たちの心身も「強み」は見えず、「弱み」に目が行くことが多い。

私たちの心身言えば

  • 「強み」…健康な良い部分、痛くない、うまく動かせる部分
  • 「弱み」…不健康な部分、痛い部分、うまく動かせていない部分

「健康」は、当たり前ではない。だけど健康な時は、その有難さに気付かない。
だから自分の心身の「強み」に目を向けることは、どうしても少なくなる。

「不健康」は、痛み、腕が上がらない、歩けないなどとして体からシグナルが出るので気が付く。
だからどうしても自分の心身の「弱み」には意識が行くことになる。

画像の説明

「強み」や「健康」に意識を向ける

弱みに意識が行くと、今あるものに気付かなくなる。
だから、普段から今ある「健康」や自分の「強み」に意識を向けることが大切。

私の仕事は、心身の「弱み」=「悪い部分」つまり痛みや動かない部分にフォーカスすることが多い。患者さんの心身状態の向上を目指すうえで、私たちがそれを認知することは必要。

しかし、それを患者さん本人に「伝え過ぎる」ことで、患者さんの脳に認知→定着させてしまう。それが回復を遅らせる原因になる。

それに気付いてからは、「悪い部分」にフォーカスし過ぎないように話をするようになった。初診時に現状の「悪い部分」は伝えるけど、そこから良くなるためにお互いがすべきこと、治療の過程で良くなってきた部分をどんどん伝えていく。

すると、辛かった心身に一筋の光が見えたように、自然と笑顔も出てくるし、不思議と痛みも引いていくようになってくる。

「強み」や「健康」を伸ばそう

そうして今ある「健康」や自分の「強み」に意識を向けて、自分の良い部分が分かってくると、さらにその良い部分を伸ばしていけると最高。

それを伸ばすために私が大切にしているのは、セルフケアをしっかり伝えること。

私が患者さんに関われる時間は、わずかなものです。
整体で良くなった身体も、日々の疲れやストレス、そして無意識での身体の癖によって、どうしても悪い状態に引き戻されてしまう。

だから自分の心身に「お手入れ」をしてもらいたい。
「お手入れ」とはその言葉の通り、手を入れること。よい状態を保つために、修理・修繕など適切な処置を施すこと。

整体に頼ってもらうのもいいですが、ある程度自分でコントロールできた方が、私は幸せだと思う。
普段、自分でできることはなるべく自分でする。プロの手を借りなければできないことは私に任せてもらう。

でもセルフケアをしたらいいのは分かるけど、どこをどうしたらいいか分からない、そして症状を引き起こしているその「原因部分となるポイント」は自分では気付けないので、それは整体中に私が気付いたポイントとして、ケアの仕方をお伝えします。

お互いがお互いのやるべきことをやれば、だいたいの症状は改善・緩和していきます。

治療する側の覚悟は当たり前だが、患者側も「自分の身体は自分でも治していこう」という覚悟は必要だと。その方が早く良くなります。

こんな気持ちのある方、症状改善のためぜひ一緒に頑張りませんか?

本日もお付き合い、ありがとうございました!