これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ。その2

朝起きる時に腰が痛い(Kさま)からの続きです。

こんにちは、吉村です。

昨日は静岡県掛川市のきりやま鍼灸整骨院に見学に伺いました!

桐山先生の患者さまへの説明の分かりやすさ、向き合い方などとても勉強になりました。

桐山先生は、痛みの治療→コンディショニング→トレーニングまでしっかり教える、本当の意味で「患者さまの利益になる」治療をされていました。

現在、私も簡単セルフケアをお伝えしているのですが、
さらにもう一歩踏み込んだトレーニングまで
しっかりお伝えしていこうと思いました。

僕よりも10歳ほど年上の先生ですが、
僕も10年後にはあのレベルまで行っておきたい
と思える先生でした。そのために日々勉強ですね。

コルセットの巻きすぎはダメ

さて、本題に。

その掛川市まで車で約3時間。
じっと3時間座っていると、やはり腰が重く辛くなりました。

営業の方など、毎日長距離運転される方は、やはり腰痛になりますね。

腰痛の方は、Kさまと同じように
「昼間はコルセットを巻きながら生活」
されている方も多いと思います。

実はこれ、腰痛の改善には間違いなんです。
※痛みのとても強い時はOKです。

体には、本来コルセットは必要ないものです。
でも腰痛の方は「運動不足や筋肉が上手く使えていない
などの理由で体幹部の「筋力低下」を起こしています。

その結果、体(体幹部分)を支えることが負担になり、
腰痛になっています。

コルセットを巻くと体が安定するので巻いちゃうのですが、
そこで筋肉が
あ、僕、仕事しなくていいんだ」と
さぼって余計に筋力低下を起こします。

すると余計に体を支えられなくなり
腰痛から抜けられなくなってしまいます。

では、どうすればいいのか?

腹筋をガンガンします?
これも余計に傷めそうだし、続かない人も多いはず。

僕のオススメは「ドローイン」という体幹を鍛える呼吸法です。
「ドローイン」は普段意識しづらいお腹の深層筋を有効活用する呼吸エクササイズです。

腰痛対策以外にもこんなメリットがあります。

ドローインのメリット

  • ポッコリお腹の解消、ダイエット効果
  • 深く呼吸が出来るようになり、自律神経に効果的
  • 腕や肩甲骨が動きやすくなり、肩こりにもよい
  • スポーツのパフォーマンスUP

最近気になってたポッコリ緩んだお腹対策、
自律神経の安定化のために僕もやり始めています。

ドローインのやり方

画像の説明

  1. 立った状態or仰向けで寝た状態で姿勢を正します
    (この時、腰をそらし過ぎないように)
  2. 息を細く長く吐きながら、お腹を凹ませていく
    (息を吐ききることがポイント)
  3. 息を吐ききった状態で10秒キープ
    (慣れてきたら20秒、30秒と伸ばしていく)
  4. 息を吸うときもお腹を凹ませたままで
    (この時、肩や全身の力を抜くように)

回数は時間があればいつでもOK。

真剣にやると10呼吸でも相当効きます。
毎日継続して、2セット(20呼吸)くらいはやりましょう。

普段しない呼吸法ですので、初めは少し難しいようですが、
慣れてくると誰でもどこでもできます。

といことで、
「これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ!」
その2は「呼吸法を変えれば、その腰痛楽になりますよ」
僕も継続中です、皆さんもご一緒にやりませんか?

次回予告編

「これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ!」
その1、その2をお伝えしてきましたが、次回はその3「シップや薬の効果的な使い方」をお伝えします。