これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ。その1
朝起きる時に腰が痛い(Kさま)からの続きです。
こんにちは、吉村です。
前回のKさまの腰痛のお話の続き。
Kさまも、そうでしたが、
整形で「椎間板ヘルニア」と診断され、
その後当院に来院された方々に共通して言えるのが、
「ヘルニアだから痛い」と思っておられること。
間違いでもないけど、絶対的に正解でもないです。
病院の先生に
「ヘルニアになってるね、だから腰痛が出てるんだよ」
と言われれば、絶対そうだと思いますよね。
しかし、この説明には様々な矛盾があります。それは・・・
画像診断でヘルニアと診断されても
こんなことがよくあります。
痛い日と、痛くない日がある
その日により痛む場所が変わる
左右両方とも変形しているのに片側のみが痛む
ヘルニアを手術して除去してもまだ痛む
逆に画像上「異常なし」でも痛い
その日によって「ヘルニアが治っている」「骨の変形が元に戻っている」ことはありません。しかし、実際はその日によって痛みの量や場所が変わる…
つまりは画像診断も判断基準の中の一つであって「絶対的なものではない」ということです。
こういう風に知ると、気持ちも少し軽くなりましたか?
「病は気から」で私たちは
「脳でイメージしたように体や心も反応する」ので、
「ヘルニアだから痛いんだ」や
「○○だから治らないんだ」と思うのは
「余計に治らないようにしている」ことになります。
といことで、
その1は「ヘルニア=痛い、というイメージを変える」
今、椎間板ヘルニアや変形性腰椎症、脊柱管狭窄症など
正式な診断名が付いていても、本当にそれが原因で痛みが出ているとは限らない!
次回予告編
他にも「これを変えたら、その腰痛もっと楽になりますよ!」
だけでもあと2つあるので、それはまた次回のテーマにしていきたいと思います。